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kintone導入・保守
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医療・福祉
キントーンが支えになり、沖縄全域に行き届くサービスを
企業名 アゼル・イニシアティブ株式会社 はぴなす訪問看護ステーション
業種 訪問看護事業・医療福祉経営サポート事業
kintone導入年月 2022年8月~
OSP保守サポート 2022年8月~
事例記事公開日 2024年9月
kintone(キントーン)導入のきっかけ
事業に合わせて作っていけるところに可能性を感じた
実は、OSPさんから話を伺う前から、キントーンの名前は知っていました。
星野リゾートさんでも採用されていることを知っていたので、きっとすごいシステムだろうと思っていました(笑)
訪問看護の業界は、日々・数時間ごとにやり取りが行われて、業務で扱う情報量も非常に多いと感じています。そのような情報を既存のシステムに収めるとことは難しく、事業に合わせて作っていけるキントーンにすごく可能性を感じて導入を決定しました。
【参考】 星野リゾート 様の導入事例:サイボウズ株式会社 公式ホームページ
kintone(キントーン)の活用方法
通知機能で重要な情報をタイムリーにキャッチできる
導入当初は、利用者様ごとに個別案件をまとめるところからスタートしました。
案件に紐づいた情報はコメントでやり取りできるようになり、情報がより整理されたことによって、社内連絡や引継ぎがとてもスムーズになりました。
また、使っている中で、新たな可能性を感じる場面もありました。
例えば、従業員管理では、「各スタッフがどの業務にどのくらい時間を要しているか」などの統計情報を取得できるので非常に便利です。
現状を把握し、情報共有・情報発信に使えるツールというところが、他の管理業務にも活用できると感じました。
さらに、通知機能の存在は大きいです。
医療従事者なので、重要な情報を遅れることなく正確性にキャッチできる点は、非常に重宝しています。
kintone(キントーン)導入後の効果について
仕事が重複せず、業務が効率化
まず、情報の交通整理ができるようになったことが一番大きなポイントです。
「いつ・誰が・誰と・どんなタイミングでコンタクトを取ったか」をということを詳細に記録できるため、利用者様(患者様)だけでなく、医療機関や居宅介護支援事業所のやり取りも全体で把握できるようになりました。
緊急対応の際にも、必要な情報に基づいて迅速かつ適切な措置ができるようになり、これは訪問看護ステーションとしての本分なので、非常に重要な役割を果しています。
その結果、仕事が重複せずに業務の効率化にも役立っています。
さらに、ヒヤリハットアプリを活用した情報共有により、事故の未然防止にも活用できています。一つの事故が命に関わることもあるため、重要な情報を素早く共有できる点で非常に助かっています。
他にも、訪問看護では各スタッフがそれぞれの利用者のご家庭へ訪問するため、お互いの動きが把握しにくいという課題がありました。
キントーンを使って報連相と承認のシステムを構築したことで、次に何をすべきかが明確になり、まるでキントーンが仕事を教えてくれるような感覚があります。
OSPの関わり方について
パソコンに慣れていなくても、安心できるサポート体制
元々、パソコンの保守サポートなどでOSPさんにはお世話になっていました。
レスポンスが非常に早い理由が気になっていたのですが、実際にキントーンを使ってみて「こういうことだったのか」と納得しました(笑)
医療現場では、パソコンや機械に不慣れな人も多く、社内に詳しいスタッフがいないまま会社が成長していくことに不安を感じていましたが、保守という形で並走してくれるので頼りにしています。しかも、リーズナブルな価格で負担も少なく非常に助かっています。
多くの要望がある中でも、定期ミーティングで丁寧にお話を聞いていただき、時にはより具体的で詳細な提案をしてくださるので、安心して進めていけていると感じます。
今後の展望について
キントーンが支えになり、沖縄全域に行き届くサービスを
私たちは、沖縄県内すべての地域に行き届くサービスを目指しており、現在その道半ばではありますが、キントーンがなければ困難な状況になっていたと思います。
キントーンは私たちにとって、とても大きな支えです。
現在は、訪問看護事業のみで展開していますが、地域にはそれ以外にも多くのニーズがあります。ヘルパー不足や・小児ケアができる事業者が少ないといった課題を強く感じています。これらの課題に対しては、社内外の協力を通じて地域全体を良くしていく活動を進めていきたいと考えています。
また、訪問看護は事業所と訪問先が近いほど利用者に安心をご提供できるため、どこのご家庭にも20分~30分以内で駆けつけられるよう、今後は事業所を増やしていきたいと思っています。