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【2025年最新】初心者でもわかる!ビジネスパソコンの選び方!

2025/03/25

オフィスソリューション


  • 真地 小真理

    まあぢ こまり

    • 部署管理部
    • 性格日々アナログな業務や、無茶ぶり上司に困っている。
  • 寄添 ます美

    よりそえ ますみ

    • 部署営業部
    • 性格抜群のセンスと直観力がある。OSPを業務改善へ導く。
  • 沖楽 部長

    おきらくぶちょう

    • 部署管理部 上司
    • 性格システムが分からないゆえに悪気なく無茶ぶりをする。

※この登場人物は架空の人物です。実在するOSP社員ではありません。

「パソコンの種類が多くて何を選べばいいか分からない」「購入後に失敗したくない」このようなお悩みはありませんか?

価格やスペックを見比べても、初心者にとって最適なパソコンを判断するのは難しいものです。

本記事では、PC保守サポート1300社と契約実績のあるオフィスシステムプロダクトが、単なるスペック比較ではなく、あなたの業務に合う1台を見つけるためのポイントをご紹介します。

最適な選択をするために、ぜひご参考にしてください。

真地 小真理
確認する項目が多くて自分の業務に合うスペックが分からないんです。

使用用途からスペックを選ぶ

ご自身の業務内容に合わせてスペックを確認しましょう。

パーツ 一般事務 外回りが多い営業職 クリエイティブ業務
OS(エディション)

Windows 11

(Pro・Enterprise)

Windows 11

(Pro・Enterprise)

Windows 11

(Pro・Enterprise)

CPU Core i5~/Ryzen 5 Core i5~/Ryzen 5 Core i7~/Ryzen 7
メモリ 8GB 8GB~16GB 16GB~64GB
ストレージ SSD 256GB SSD 256GB SSD 512GB~/1TB HDDHDD+SSD
画面サイズ

ノートPC:15インチ~

ノートPC:13~14インチ

ノートPC:15インチ~

デスクトップPC:24インチ~

その他ポイント テンキー付きノートPC

1.5kg以下の軽量モデル

長時間バッテリー

業種別でGPU別途必須

高解像度

真地 小真理
でも各パーツの意味がよく分からない…
寄添 ます美
それでは、初心者でも分かりやすく解説していきます。

パソコン選びに重要なパーツを分かりやすく例えると?

パソコン選びで重要なパーツは「OS」「CPU」「メモリ」「ストレージ」の4つです。

分かりやすく例えると、

  • OS = 人間
  • CPU = 頭脳
  • メモリ = 作業机
  • ストレージ = 引き出し / 外付けストレージ = 本棚

このように考えると、パーツの役割が理解しやすくなります。

寄添 ます美
パーツごとに解説していきます。

①パソコンの使い勝手を左右する「OS」

OS(オペレーティングシステム)とは、パソコンを動かすために必要不可欠な「基本ソフトウェア」です。

パソコンの中で「司令塔」のような役割を果たし、アプリの管理やハードウェアの制御、データの保存などを行います。OSがないと、パソコンはただの箱のようなものになり、操作もできません。

どのOSを選ぶかによって、パソコンの使い勝手が大きく異なります。

代表的なOSは「Windows OS」「MacOS」の2つです。

Windows OSの特徴

Microsoft社が開発した世界中で最も多く使われているOSです。

WordやExcelなどのMicrosoft Officeをはじめ、一般的な業務で利用するソフトのほとんどがWindows対応なので互換性が高く、ビジネスシーンでは高いシェアを占めています。

Windowsは特定のメーカーに限定されず、HPやDell、NECなど世界中のPCメーカーが採用しているため、価格や性能の選択肢が豊富です。

また、Windows OSでも製品(エディション)によって搭載されている機能や用途が異なります。

Pro版からは、セキュリティが強化していることやパスワードの一元管理もできるので、組織としてパソコンの管理も円滑になり、セキュリティや管理機能が高まります。

製品(エディション) 利用シーン・規模 特長
Windows 11 Home 個人利用 基本機能
Windows 11 Pro 中小企業 ビジネス向け機能が充実・コスパが高い
Windows 11 Enterprise 大企業・セキュリティ重視 高度なセキュリティ・管理が充実
Windows 11 Enterprise LTSB 製造業・医療 長期サポートで安定運用

中小企業で一般的なオフィス業務を行う場合は、「Windows 11 Pro」を選べば間違いありません。

macOSの特徴

Apple社が開発したMacに搭載されているOSで、クリエイティブな仕事をするユーザーから高い支持をうけています。

AdobeソフトやApple製品など、クリエイティブ系ソフトとの連携がスムーズです。これらのソフトはmacOS向けに最適化されているため、Windowsと比較して扱えるソフトが豊富で安定性が高く、より効率的に作業を進めることができます。

グラフィックデザイン、映像編集、音楽制作、Webデザイン、写真編集など、クリエイティブな職種の方はmacOSを選択することが多いです。

ただし、MacなどのApple製品でトラブルが発生した場合、基本的にAppleかApple認定の正規サービスプロバイダへお問い合わせになります。Windowsと比較して、トラブル対応先が限られているため、業務が一時的に停止するリスクも伴います。

②処理能力を決める「CPU」

CPU(中央演算処理装置)とは、パソコンの処理能力を決める重要なパーツです。

パソコンの「頭脳」ともよばれ、マウスやキーボードなどから入力した情報を受け取って、その結果を他のパーツに反映させるよう命令を出す役割をしています。

CPUの性能が低いと、これらの命令を処理するのに時間がかかってしまうため、動作が重くなり、業務に支障をきたすことになります。

CPUの代表メーカーはIntelとAMDの2社です。

Intel(インテル)

Intelは世界でもトップシェアを誇るCPUメーカーで、多くのパソコンにIntel製のCPUが搭載されています。

主力の「Core」シリーズは個人用から法人まで幅広く採用されており、Microsoft Officeや各業務ソフトとの相性が良いです。

AMD(エーエムディー)

AMD(Advanced Micro Devices)は、Intelと並ぶ世界的な半導体メーカーで、パソコン向けのCPUやGPUを開発しています。

特に、コストパフォーマンスの高い製品が多く、法人向けPCやゲーミングPC、クリエイティブ用途など幅広い分野で採用されています。

寄添 ます美
では、業務別で最適なスペックを紹介します。
Intel AMD 特長

Core i3

Ryzen 3

低価格・省電力・軽作業向け

Core i5

Ryzen 5

バランス型で法人向けに最適

Core i7

Ryzen 7

高性能で処理能力が高い(動画編集、3DCAD、パース等)

Core i9

Ryzen 9

最高性能でマルチタスクに強い

下にいくにつれて処理能力が上がります。

法人用で使用するパソコンは、最低でもCore i5、Ryzen5以上を選ぶと良いでしょう。

③マルチタスクに影響する「メモリ」

メモリは、CPU が処理するデータを一時的に保存するパーツです。

電源を切るとデータは消えますが、パソコンの処理速度や同時に実行できる作業量に大きく影響します。

メモリを分かりやすく例えると「作業机」のようなものです。作業机が広いほど、一度にたくさんの本や資料を広げて効率よく作業できるように、メモリの容量が大きいと、より多くのデータを高速に扱えるため、一度にたくさんのソフトを開いて快適に作業ができます。

用途 推奨メモリ

軽い作業(ネット・メール・動画視聴)

8GB

一般的なオフィス作業(ExcelWordZoom

8GB16GB

ゲーム、動画編集、プログラミング

16GB32GB

3Dモデリング、仮想マシン、AI開発

32GB以上

用途に合わせて適切なメモリを選ぶことが大切ですが、一般的な法人用パソコンなら最低でも8GB以上のメモリを選ぶと良いでしょう。

④データを保管するストレージ(SSD/HDD)

ストレージはパソコンのデータを長期保存するためのパーツです。

メモリが「作業机」であれば、ストレージは「引き出し」のようなものです。引き出しの容量が大きくなれば、たくさんの収納できるように、ストレージの容量が大きければたくさんのデータを保存することができます。

パソコンのストレージにはSSDとHDDの2種類があります。

種類

特長

SSD(エスエスディー)

高速で軽量

HDD(ハードディスク)

大容量でコストパフォーマンスに優れている

用途に合わせたストレージの目安は下記の通りです。

用途

必要な容量の目安

ネット・メール・文書作成だけ

128GB~256GB(SSD)

写真や動画を保存したい

512GB~1TB(SSD)

ゲームや動画編集をする

1TB以上(SSDまたはHDD)

仕事で大量のデータを扱う

2TB以上(SSD+HDDの組み合わせ)

最近のパソコンはほとんどSSDを使っており、一般的なオフィス業務であればSSDで256GBがベストです。

たくさんのデータを扱う場合は、SSDとHDDを組み合わせたり、外付けストレージで速度と容量のバランスをとるのもオススメです。

寄添 ます美
NASやクラウドでデータ管理をしていれば、PCのストレージは256GBでも十分です!

⑤作業の快適さを左右する「画面サイズ」

パソコンの画面サイズは、作業効率や持ち運びのしやすさに影響を与えます。

●ノートパソコンのサイズ

13〜14インチ:持ち運びに便利で、外出先での作業に適している

15〜18インチ:持ち運びが少なく、性能や作業効率を重視する業務に適している

数字の入力が多い事務業務の方は、キーボードにあらかじめテンキーがついている15インチ以上のノートパソコンがオススメです。

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●デスクトップ用 または、外付けモニターのサイズ

21〜23インチ:省スペースで使いたい場合に適している

15〜18インチ:24インチ以上:作業効率や臨場感を重視する場合に適している

業務内容 推奨の画面サイズ

外回り・営業

ノートPC:1314インチ

デスクワーク

ノートPC:1516インチ

デザイン・動画編集

ノートPC 16インチ~

デスクトップPC24インチ~

クリエイティブな業務の方は、画面サイズが大きいほど、より多くの情報を一度に表示できるため、複数のアプリを同時に開いて作業する際の利便性が高まります。

どんな業務でも生産性を向上させたい場合、メインのパソコンにモニターをつなげてデュアルディスプレイとして利用するのが作業効率向上におすすめです。

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⑥パソコンのメーカー保証とトラブルサポート

パソコン導入後も長く安定して使えるよう、万が一の故障時に備えて、メーカーの保証内容とサポートの充実度が非常に重要です。

特に、業務が止まってしまうパソコントラブルに備え、「出張修理対応」「代替PCの貸出」があるサポート内容を選ぶと安心です。

また、ビジネスシーンで利用するデータは機密性が高いため、ウイルス対策ソフトやUTMなどのセキュリティ対策も行いましょう。

まとめ|初心者でもわかる!ビジネスパソコンの選び方!

業務内容によって最適なパソコンは異なりますが、コスト面や業務ソフトの互換性を重視する場合は、Windowsの方が選択肢は広がります。

パソコン選びは、単なるスペック比較ではなく、「あなたの働き方に合った1台を選ぶこと」が何よりも大切です。導入後の業務効率を大幅に向上させるためにも、本記事を参考に、最適なパソコンを見つけてください。

パソコン購入から保守サポートまでオフィスシステムプロダクトへおまかせ!

オフィスシステムプロダクトでは、お客様の用途に合わせて専門知識を持ったスタッフがご提案いたします。

パソコンの導入や初期設定はもちろん、導入後の保守サポートも充実していますので、万が一トラブルが起きても弊社へお任せいただけます。

また、購入台数が多い場合では、リース契約も可能なので、初期費用も抑えて導入が可能です。お気軽にご相談ください。

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